サ310形
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/08/15 10:03 UTC 版)
1926年汽車製造東京支店製の三等付随車で、車体長16m級の木造車である。3両(サハフ310 - サハフ312)が製造されたが、1937年に312が三等郵便荷物合造車(サハユニフ110)に改造され、1943年の国有化時点では2両(サハフ310, サハフ311)が在籍していた。その後も伊那松島機関区に配置されていたが、1952年にサハフ310は救援車に改造のうえ客車に類別変更されナヤ16870と改番、サハフ311も同年解体されたが、旧南海鉄道(阪和電気鉄道)モタ307の廃車体をクハ752として復籍させる際の名義上の改造種車となっている。
※この「サ310形」の解説は、「伊那電気鉄道の電車」の解説の一部です。
「サ310形」を含む「伊那電気鉄道の電車」の記事については、「伊那電気鉄道の電車」の概要を参照ください。
- サ310形のページへのリンク