サンゴ礁の性質
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2018/10/16 07:22 UTC 版)
サンゴ礁とは、造礁サンゴと呼ばれる動物の作る、石灰質の骨格が積み重なって生じる、海岸の地形である。大陸や島の海岸沿いに発達することが多いが、サンゴ礁だけでできた島も存在する。 造礁サンゴには、次のような性質がある。 寒さに弱く、高い塩分濃度ときれいな海水を必要とする。 そのため、サンゴ礁は熱帯 - 亜熱帯の外洋に面したところで発達する。また、同じサンゴ礁でも、陸側より外洋側に成長する。 褐虫藻という藻類を体内に共生させており、藻類の光合成によって生活している。 そのため、太陽光が当たらないと成長できない。水深 30 mより浅いところでだけ成長するといわれる。
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