サロ45形をサロハ66形に改造
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/08/04 05:04 UTC 版)
「国鉄32系電車」の記事における「サロ45形をサロハ66形に改造」の解説
当初基本編成に組成されていたサロ45形を付属編成に移し、サロハ66形を付属編成から基本編成に移すこととなったため、編成組成の関係で、1936年に大井工場でサロ45形2両に半室三等室化と便所の取付け改造を施工してサロハ66形とした。外観に大きな変更はなく、便所取付け部分の側窓2個の幅が600 mmとなった程度であるが、室内は三等室が他のサロハ66形はクロスシートが3ボックスの配置であるのに対し2ボックスでシートピッチも一部が1545 mmとなるなど変則的なものとなり、その分扉横のロングシートの長さが900 mm長い2200 mmとなっており、定員は99名(うち二等座席40名、三等座席30名)である。番号の新旧対照は次のとおり。 66014 ← 45001 66015 ← 45002 なお、2両減となったサロ45形の補充として京浜線で使用されていた31系のサロ37形の37001, 37002が転用されている。この2両は台車がTR21であったことが特徴であるほか、転用に当たっては貫通扉の引戸化と幌の設置改造を実施している。
※この「サロ45形をサロハ66形に改造」の解説は、「国鉄32系電車」の解説の一部です。
「サロ45形をサロハ66形に改造」を含む「国鉄32系電車」の記事については、「国鉄32系電車」の概要を参照ください。
- サロ45形をサロハ66形に改造のページへのリンク