サザン・パシフィック鉄道GS-4形蒸気機関車とは? わかりやすく解説

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サザン・パシフィック鉄道GS-4形蒸気機関車

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/05 01:48 UTC 版)

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サザン・パシフィック鉄道 GS-4形
クリスマス列車としての出発を待つ4449号機(2005年12月13日
基本情報
運用者 サザン・パシフィック鉄道
製造所 ライマ機関車製造
製造番号 7798 - 7817、7848 - 7855
車両番号 4430 - 4457
製造年 1941年 - 1942年
製造数 28両
運用開始 1941年4月
引退 1958年
主要諸元
軸配置 4-8-4
軌間 1,435 mm
機関車重量 215 t
動輪上重量 125.1 t
総重量 357.76 t
固定軸距 26.89 m
動輪径 2,032 mm
軸重 31 t
シリンダ数 外側2気筒
シリンダ
(直径×行程)
648 mm × 813 mm
弁装置 ワルシャート式
ボイラー圧力 2.07 MPa
火格子面積 8.40 m2
全伝熱面積 454.0 m2
燃料 重油
燃料搭載量 23,750 L
水タンク容量 88,000 l
最高速度 180 km/h
引張力 288.24 kN
備考 4449号のみ動態復元、その他は解体
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サザン・パシフィック鉄道GS-4形蒸気機関車(サザン・パシフィックてつどうGS-4がたじょうききかんしゃ、英語: Southern Pacific class GS-4)はサザン・パシフィック鉄道で運行されていた車軸配置4-8-4流線型蒸気機関車である。ライマ・ロコモティブ・ワークス1941年から1958年にかけて4430号から4457号まで生産された。GSとは"Golden State"(ゴールデン・ステート カリフォルニア州の愛称)、若しくは"General Service"(一般サービス)を意味する。

GS-3英語版とGS-4の外観上の違いはいくつかあるが、GS-4には前照灯が2つある。上の前照灯はマーズライトである。

GS-4はサザン・パシフィック鉄道の高速旅客輸送用に設計され、コースト・デイライトなどの旅客列車に使用された。

保存

4449号機が2021年現在も動態保存されている。当初はオレゴン州ポートランドのオークス公園に保存されていたが、1975年動態復元され、同年8月から1976年12月までアメリカ合衆国建国200周年の祝賀行事でアメリカン・フリーダム・トレインとして運行された。現存するGS-4形式は当機が唯一で、それ以外の車両は用途廃止後、全て廃棄処分されている。

参考文献

英語版の参考文献
  • Diebert, Timothy S. and Strapac, Joseph A. (1987). Southern Pacific Company Steam Locomotive Conpendium. Shade Tree Books. ISBN 0-930742-12-5 
  • The American Freedom Train Foundation (1975). The American Freedom Train Official Commemorative Program 1975 / 1976. The American Freedom Train Foundation 

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