サイクロトロン放射とは? わかりやすく解説

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サイクロトロン‐ほうしゃ〔‐ハウシヤ〕【サイクロトロン放射】

読み方:さいくろとろんほうしゃ

磁場内で荷電粒子円運動または螺旋運動するときに放射される電磁波また、荷電粒子速度光速に近い場合放射シンクロトロン放射という。


サイクロトロン放射

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/10/13 08:51 UTC 版)

サイクロトロン放射(サイクロトロンほうしゃ、英語: cyclotron radiation)は、ローレンツ力を受けて等速円運動を行う荷電粒子の持つエネルギー電磁波となって放出される現象。荷電粒子の速度が光速より十分に小さい場合は各方向にまんべんなく電磁波が放出されるが、荷電粒子の速度が光速に近くなると放射は前方に集中するようになる(シンクロトロン放射[1]。宇宙においては高エネルギーの現象からこの放射が観測される[2]

脚注

  1. ^ 世界大百科事典 第2版. “サイクロトロン放射”. コトバンク. 株式会社DIGITALIO. 2022年9月5日閲覧。
  2. ^ 日本天文学会. “サイクロトロン放射”. 天文学辞典. 2022年9月5日閲覧。


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