ゴジラ科 Godzilliidae
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/06 07:30 UTC 版)
「ムカデエビ綱」の記事における「ゴジラ科 Godzilliidae」の解説
部位共有形質頭楯 長方形でなく、両縁は隆起を生じ(コビトゴジラ属)、もしくは凹む(ゴジラ属)。 第1触角 上側の枝は10-11節、下側の枝は2節で小さい。 第1小顎 第3内葉は退化的、牙は長くて小刀状。 第2小顎と顎脚 亜鋏状。Lacertus はブレード状で密生した剛毛を持つ。Brachium は細長く、密生した鱗状の剛毛を持ち、全ての節が癒合し、数本の会合線が見られるが不可動である。先端の爪は鉤縄状。 胴部 尾叉の尾端に毛束を持つ。 2021年現在ではカリブ海に分布する2属5種が記載される。模式産地がタークス・カイコス諸島である Godzillius robustus 以外はすべてバハマ諸島のみで確認されている。タイプ属である Godzillius がムカデエビ類としては巨大であることなどから、怪獣映画『ゴジラシリーズ』のゴジラ(Godzilla)に因んで名付けられた。Godzilliognomus はタイプ属名に伝説上の小人であるノームの名を組み合せたものである。2020年現在では2属4種が記載される。 ゴジラ科 Godzilliidae Schram, Yager & Emerson, 1986コビトゴジラ属 Godzilliognomus Yager, 1989Godzilliognomus frondosus Yager, 1989 Godzilliognomus schrami Iliffe, Otten & Koenemann, 2010 ゴジラ属 Godzillius Schram, Yager & Emerson, 1986Godzillius fuchsi Gonzalez, Singpiel & Schlagner, 2013 Godzillius louriei Ballou, Iliffe, Kakuk, Gonzalez, Osborn, Worsaae, Meland, Broad, Bracken-Grissom & Olesen, 2021 Godzilius robustus Schram, Yager & Emerson, 1986
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