コーナリングの上手さ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/04 17:26 UTC 版)
「シンボリルドルフ」の記事における「コーナリングの上手さ」の解説
主戦騎手であった岡部は引退後ルドルフが左利きであったことを明かし、「他馬が我慢できずに手前を替えるところでも手前を替えずにガマンできるのでタイムロスやスタミナの消耗が少ない。又、手前の替えも非常にスムーズであった」と、コーナリングのうまさがルドルフの強さを支える大きなポイントであったと語っている。具体例として、中山芝2200メートルのレースでスタートから最終コーナーを回るまで、ずっと右脚先で我慢しきってしまったことを挙げており、「ルドルフの脚力もさることながら、苦しさに耐えぬくその精神力の強さに舌を巻く。同時に、この馬にそんなテクニックと根性を教えこんだシンボリ牧場のスタッフと野平調教師に敬意を感じるのである」と著書で述べている。
※この「コーナリングの上手さ」の解説は、「シンボリルドルフ」の解説の一部です。
「コーナリングの上手さ」を含む「シンボリルドルフ」の記事については、「シンボリルドルフ」の概要を参照ください。
- コーナリングの上手さのページへのリンク