コンフラタニティの活動
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「ロザリオ・コンフラタニティ」の記事における「コンフラタニティの活動」の解説
「絶え間ないロザリオの会」(Perpetual Rosary)は、メンバーたちが自分たちに割り当てられた時刻にロザリオを唱え、日中も夜も継続的にロザリオを祈り続ける会である。この組織が17世紀頃からロザリオ・コンフラタニティへと発展していった。この活動は、その目的のために今もなお存続する様々な修道会と平信徒の会において続けられている。 「生けるロザリオの会」は、1826年に Pauline Marie Jaricot によって設立された。この会はロザリオ・コンフラタニティとは別の団体であるが同じくドミニコ会の管理下にあり、その目的も一致する。この会は15のメンバーたちからなるサークルを1つの単位とし、各々のメンバーは毎日1つ神秘を唱えるので全員でロザリオを全環唱えることに至る。1877年に教皇ピウス9世は、生けるロザリオの会のすべての団体をドミニコ会の会長の管理下に移した。しかしながら、近年において生けるロザリオの会の管理はそれぞれの地区の司教へと移された。 ロザリオの祈りとカルメル山の聖母の茶色スカプラリオとファティマの聖母は密接な関係にあるため、ロザリオの様々な信心会は、会の目標が繋がっている「茶色スカプラリオのコンフラタニティ」(Confraternity of the Brown Scapular)と「ファティマの世界使徒会」(World Apostolate of Fatima)とは密接な関係にあることが多い。 米国のいくつかの教区ではロザリオ・コンフラタニティは「祭壇のロザリオの会」とも呼ばれている。
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