コンタドールのグランツール全制覇とアームストロングの加入
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「アスタナ・カザフスタン・チーム」の記事における「コンタドールのグランツール全制覇とアームストロングの加入」の解説
チームは2008年のブエルタ・ア・エスパーニャに満を持して強力な陣容で挑み、中盤以降はコンタドールとライプハイマーが総合の1位と2位をがっちりと抑える展開となった。そのままレースは20ステージの個人タイムトライアルになだれ込み、コンタドールとライプハイマーがチーム内で総合優勝を巡って真剣勝負を繰り広げるという珍事が発生。しかしコンタドールは総合首位を守り切り、見事にジロ・デ・イタリアとブエルタ・ア・エスパーニャのダブルツールを成し遂げた。またコンタドールは前年のツール・ド・フランス制覇と合わせ、14か月の間に三大ツールを勝つという大記録を打ち立てることとなった。 一方、このブエルタ・ア・エスパーニャ開催中にはランス・アームストロングが現役復帰を表明。チーム・アスタナのゼネラルマネージャーであるブリュイネールは、かつてアームストロングが所属してツール・ド・フランス7連覇を達成したUSポスタルサービス・チーム及びチーム・ディスカバリーチャンネルの監督としてアームストロングの7連覇を支えたことから、アームストロングのチーム・アスタナ加入が噂された。9月25日にチーム・アスタナから正式にアームストロングの加入が発表された。
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