コンサート用シロフォンとは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > ウィキペディア小見出し辞書 > コンサート用シロフォンの意味・解説 

コンサート用シロフォン

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/23 07:41 UTC 版)

シロフォン」の記事における「コンサート用シロフォン」の解説

音板の材質には、ローズウッド紫檀カリンのような堅い木材用いられる。音板の下にマリンバ同様の共鳴管が取り付けられている。近年では、繊維強化プラスチック (FRP) を使用した音板の製品作られている。 音域は、中央ハ完全4度上の(F) から3オクターブ半である。いくつかのメーカーは4オクターブの物を製造しており、最初に4オクターブタイプを楽譜指定したのはピエール・ブーレーズである。楽譜には1オクターブ低く書かれる楽譜より1オクターブ高い音が出る)ため、移高楽器分類されるマレット・ばち)で叩いて演奏するが、打部の材質によって音色変化得られる。打部には、木、ゴムプラスチック用いられ時にマリンバヴィブラフォン用いるような毛糸巻きのものも使われる毛糸巻きマレット打鍵した場合は、柔らかい音となる。通常は、グロッケンシュピール同様にマレット2本(片手に1本ずつ)を用いて演奏するが、マリンバヴィブラフォンのようにマレットを4本-6本用いて演奏することも可能である。 近年では、4オクターブ半のシロフォン試作されている。

※この「コンサート用シロフォン」の解説は、「シロフォン」の解説の一部です。
「コンサート用シロフォン」を含む「シロフォン」の記事については、「シロフォン」の概要を参照ください。

ウィキペディア小見出し辞書の「コンサート用シロフォン」の項目はプログラムで機械的に意味や本文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。 お問い合わせ



英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「コンサート用シロフォン」の関連用語

コンサート用シロフォンのお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



コンサート用シロフォンのページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
Text is available under GNU Free Documentation License (GFDL).
Weblio辞書に掲載されている「ウィキペディア小見出し辞書」の記事は、Wikipediaのシロフォン (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS