コンクール課題曲
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/18 08:44 UTC 版)
「全日本吹奏楽コンクール」の記事における「コンクール課題曲」の解説
吹奏楽コンクールで全国大会まで開催される部門【A】では、課題曲の演奏が義務付けられている。近年は、朝日作曲賞の入選作品3 - 5曲(大賞受賞作品は翌年度の課題曲 I となる。ただし、過去に I 以外の課題曲となった例外有。)と、連盟の委嘱による作品1曲前後が課題曲に選ばれている。 過去には、既存曲や吹連委嘱曲として團伊玖磨、大栗裕、小山清茂、別宮貞雄、三善晃など現代日本を代表する作曲家による作品が課題曲となったこともあるほか、河辺浩市、間宮芳生、東海林修、保科洋、三枝成彰、原博、池辺晋一郎、藤掛廣幸、西村朗、木下牧子、和田薫など一線級の作曲家による作品も課題曲となっている。他には、岩井直溥、藤田玄播、兼田敏、真島俊夫など、その他の吹奏楽作品の作編曲でも知られる作曲家も課題曲を書いている。 また、近年では邦人作曲家による新曲が主であるが、かつてはジョン・フィリップ・スーザ、アルフレッド・リード、ウィリアム・フランシス・マクベス、ロバート・ジェイガーなど外国人作曲家の既存の楽曲もしくは吹連委嘱曲が課題曲になった。 2020年度の大会が新型コロナウイルス感染症の流行の収束予測が立たないため中止となったので、その年度の課題曲5曲は、2021年度の課題曲として引き継がれた。
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