コルナヴァン駅とは? わかりやすく解説

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コルナヴァン駅

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/11/12 08:39 UTC 版)

コルナヴァン駅
駅外観
Gare de Genève-Cornavin
所在地 スイス ジュネーヴ
管理者 スイス連邦鉄道
駅構造 高架駅
ホーム 8線
乗降人員
-統計年度-
約40,000人/日
開業年月日 1858年3月18日
テンプレートを表示
パリ方面へ向かうTGV

コルナヴァン駅 (フランス語: Gare de Genève-Cornavin) は、スイスジュネーヴにある鉄道駅である。駅名標乗車券並びにスイス連邦鉄道レマン・エクスプレス[1]及びTGVリリア時刻表では単に「Genève」又は「GENÈVE」と表記され、フランス国鉄TERオーヴェルニュ=ローヌ=アルプ)の時刻表では「GENÈVE-CORNAVIN」と表記される[2]。1日当たり約40,000人の旅客数があり、スイス国内の主要駅の一つである。コルナヴァン駅はサン=ジェルヴェ地区、ル=グロッテ(Les Grottes)地区、ル=パキ(Les Pâquis)地区の境界に位置している。ジュネーヴ公共交通の拠点として路線バス路面電車交通結節点にもなっており(これらの停留所は「Gare Cornavin」と表記[3])、広場の地下は公共駐車場になっている。 また、コルナヴァン駅にはスイス連邦鉄道やフランス国鉄の機関区や車両修繕工場が隣接しており運用の拠点にもなっている。

歴史

コルナヴァン駅の場所は19世紀後半にジュネーヴ・リヨン鉄道フランス語版により計画され、居住者に騒音や公害が及ばないよう、当時としては郊外に設けられた。 1858年3月16日から3月18日の3日間に分けて、路線と駅の開業式典が行われコルナヴァン駅は開業した。当時のコルナヴァン駅はパリ=リヨン=地中海鉄道フランス語版により運営され、1873年1893年の2回、駅の拡張が行われている。

1909年2月、火災により駅は焼失するが石壁造りで再建され、1912年からはスイス連邦鉄道(SBB-CFF-FFS)による運営が開始される。1925年には、ジュネーヴ・ローザンヌ間の電化が完成した。

1919年4月28日パリ講和会議において、国際連盟の本部がジュネーヴに決定されるとジュネーヴ市内では再開発が行われた。コルナヴァン駅も建て替えが行われることになり、建築家ユリアン=フレゲンハイマー(Julien Flegenheimer)とスクルプタン=ヤッケ=プロブスト(Skulputen Jacques Probst)により現在ある駅舎が手掛けられた。駅本屋は1929年前半に完成し、残りの部分は1931年に完成している。

スイス連邦鉄道では現在、レールシティ(RailCity)と言うコンセプトで鉄道駅を魅力ある新しいサービスを提供する中心地に転換している。この目的のために、2004年からコルナヴァン駅も西側が刷新され、残りの部分に関しても2009年から2012年にかけて完成が予定されている。現在、駅には50を超える店舗、バーやレストラン、警察署などがある。

出典

  1. ^ 2019年11月21日版の時刻表
  2. ^ 2019年12月15日から2020年7月20日まで有効な時刻表
  3. ^ 2019年12月15日版の乗り場案内ジュネーヴ公共交通

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