コフーンのコフーン準男爵 (1625年)
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コフーンのコフーン準男爵(Colquhoun baronetcy, of Colquhoun)は、ルスのコフーン氏族であるジョン・コフーン(英語版)が1625年8月30日にノバスコシア準男爵として叙位されたのにはじまる。娘アンしかなかった5代準男爵ハンフリー・コフーンは、1704年3月30日に準男爵位を王冠に一度返還し、4月29日に新たな継承方法を規定されたうえで再度与えられた。これにより娘婿のジェイムズ・グラント(英語版)と、彼とアンの間の男系男子を相続人とする準男爵位となった。これにより彼の死後は準男爵位はグラント家へ移り、9代準男爵ルイス・グラント(英語版)が1811年にスコットランド貴族爵位第5代シーフィールド伯爵(英語版)(男子なき場合に女子相続が規定されている)を継承したため、その従属称号となった。その後、9代シーフィールド伯爵(13代準男爵)は1884年6月17日に連合王国貴族爵位ストラスペイ男爵に叙された。しかし、1915年11月12日に娘しかなかった第11代シーフィールド伯爵が死去した際に、男系男子に限定されるストラスペイ男爵と準男爵位は11代伯の女系に継承が行われたシーフィールド伯爵と分離して、10代伯の次男に継承された。以降準男爵位はストラスペイ男爵位の従属称号として彼の子孫に受け継がれて存続している。詳細はシーフィールド伯爵(英語版)とストラスペイ男爵を参照。 初代準男爵サー・ジョン・コフーン(英語版) (John Colquhoun, -1650頃) 2代準男爵サー・ジョン・コフーン (John Colquhoun, 1622頃–1676) 3代準男爵サー・ジェイムズ・コフーン (James Colquhoun, ?-1680頃) 4代準男爵ジェイムズ・コフーン (James Colquhoun, ?-1688頃) 5代準男爵サー・ハンフリー・コフーン (Humphrey Colquhoun, -1718頃) 6代準男爵サー・ジェイムズ・グラント(英語版) (James Grant, 1679–1747) 7代準男爵サー・ルドウィック・グラント(英語版) (Ludovick Grant, 1707–1773) 8代準男爵サー・ジェイムズ・グラント(英語版) (James Grant, 1738–1811) 9代準男爵ルイス・アレグザンダー・グラント(英語版) (Lewis Alexander Grant, 1767–1840) 1811年にシーフィールド伯爵位を継承以降はシーフィールド伯爵(英語版)とストラスペイ男爵参照
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