コニフレックスシリーズ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/10/23 14:26 UTC 版)
「コニカのカメラ製品一覧」の記事における「コニフレックスシリーズ」の解説
さくらフレックス(1940年発売) - 6×6cm判。六桜社時代の製品。1937年輸出入等臨時措置法により外国カメラが輸入されなくなり発売されたカメラであるが、すでに淀橋工場日野工場等陸海軍の管理工場になりカメラのような民需品は原材料の入手に事欠き、製造台数は100台程度とも言われる。幻のカメラの1つ。レンズはデュラックスTB1-1/150秒。 コニフレックスI(1952年発売) - 6×6cm判。撮影レンズはフジカフレックスの83mmを凌駕する「望遠レンズ」ヘキサノン85mmF3.5でありポートレート写真家の注目を集めた。ファインダーレンズはヘキサー85mmF3。奥行きを押さえるため前板繰出は二段式であり非撮影時は無限遠撮影時よりさらに引き込むことでシャッターロックが掛かる。セミオートマット式。 コニフレックスI改良型(1954年発売) - 前玉交換式となり、ファインダーレンズと撮影レンズの両方の前玉を交換することでテレヘキサノン135mmF4.5としても使えるアタッチメントレンズが発売されたが僅かな数しか売れなかった。 コニフレックスII(1955年発売) - 6×6cm判。シンクロ接点をFP級からX級に変更した。レンズはヘキサー85mmF3.5でコニフレックスI改良型用のコンバージョンレンズも使える。
※この「コニフレックスシリーズ」の解説は、「コニカのカメラ製品一覧」の解説の一部です。
「コニフレックスシリーズ」を含む「コニカのカメラ製品一覧」の記事については、「コニカのカメラ製品一覧」の概要を参照ください。
- コニフレックスシリーズのページへのリンク