コス県とは? わかりやすく解説

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コス県

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2018/07/16 06:06 UTC 版)

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コス県
Περιφερειακή ενότητα Κω
測地系: 北緯36度50分 東経27度10分
ギリシャ共和国
地方 南エーゲ
面積 337.2 km²
人口 31,895 人 (2001年)
人口密度 95 人/km²
構成自治体数 2
標準時 EETUTC+2
夏時間EESTUTC+3

コス県Κώς / Kos)は、ギリシャ共和国南エーゲ地方を構成する行政区(ペリフェリアキ・エノティタ)のひとつ。ドデカニサ諸島(ドデカネス諸島)のコス島などからなる。

地理

コス島と周辺の島。ティロス島はロドス県に属する

位置・広がり

ドデカニサ諸島の北部に位置する。ドデカニサ諸島で3番目に広い面積を持つコス島と、その南に位置するニシロス島英語版イアリ島英語版などの島々からなる。ニシロス島は火山島として知られる[1]

主要な都市・集落

県域に含まれる人口2000人以上の都市・集落は以下の通り(2001年国勢調査時点)。

  • コス(Κως : コス市) - 17,890人
  • ケファロスΚέφαλος : コス市) - 2,458人
  • ピリ(Πυλίον : コス市) - 2,431人
  • シパリ(Ζηπάρι : コス市) - 2,355人
  • アンディマヒア(Αντιμάχεια : コス市) - 2,205人

東西に細長いコス島の東端にコスの街が所在する。コス島の西端にケファロス、中部の内陸部にアンディマヒアなどの集落が存在する。コス島以外では、ニシロス島のマンドラキ(人口約700人)が最大の集落である。

コスの街 
ケファロス 
マンドラキ 

行政区画

自治体(ディモス)

ドデカネス諸島の自治体

コス県は、以下の自治体(ディモス、市)から構成される。面積の単位はkm²、人口は2001年国勢調査時点。

自治体名 綴り 政庁所在地 面積 人口
7 コス Κως コス  (el 287.2 30,947
11 ニシロス英語版 Νίσυρος マンドラキ  (el 50.1 948

旧自治体(ディモティキ・エノティタ)

ドデカニサ県の旧自治体(2010年まで)

現在のコス県の地域は、かつて広域自治体(ノモス)であるドデカニサ県に属していた。カリクラティス改革(2011年1月施行)にともないノモスは廃止され、その県域は分割されて行政区(ペリフェリアキ・エノティタ)としてのコス県が成立した。旧自治体は新自治体(ディモス)を構成する行政区(ディモティキ・エノティタ)となっている。

下表の番号は右図と対応している。「旧自治体名」欄で※印を付したものはキノティタ、それ以外はディモス。「政庁所在地」欄で太字になっているものは、新自治体の政庁所在地となったものを示す。

旧自治体 綴り 政庁所在地 新自治体
6 ディケオス英語版 Δίκαιος シパリ コス
7 イラクリデス英語版 Ηρακλείδες アンディマヒア  (el コス
14 コス Κως コス コス
19 ニシロス英語版 Νίσυρος マンドラキ ニシロス

脚注

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  1. ^ 『世界の美しい階段』 エクスナレッジ2015年、164頁。ISBN 978-4-7678-2042-2

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