コスミレコンゴウインコとは? わかりやすく解説

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コスミレコンゴウインコ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/11/28 07:15 UTC 版)

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コスミレコンゴウインコ
コスミレコンゴウインコ Anodorhynchus leari
保全状況評価
ENDANGERED (IUCN Red List Ver. 3.1 (2001))[1]
ワシントン条約附属書I
分類
: 動物界 Animalia
: 脊索動物門 Chordata
亜門 : 脊椎動物亜門 Vertebrata
: 鳥綱 Aves
: オウム目 Psittaciformes
: インコ科 Psittacidae
: Anodorhynchus
: コスミレコンゴウインコ
A. leari
学名
Anodorhynchus leari
Bonaparte, 1856
和名
コスミレコンゴウインコ
英名
Indigo macaw
Lear's macaw
Lear's hyacinth macaw

コスミレコンゴウインコ(小菫金剛鸚哥、Anodorhynchus leari)は、オウム目インコ科に分類される

分布

ブラジルバイーア州北東部)固有種

形態

全長は70から75センチメートル。頭部は大型。全身は緑色を帯びた光沢のある青い羽毛で覆われる。翼は青い。胸部は暗い灰色。下嘴の基部と眼の周囲は羽毛が無く、黄色い皮膚が露出する。

嘴は大型で、色彩は黒い。虹彩は明褐色。後肢の色彩は灰色。

生態

半砂漠地帯や草原に生息する。小規模な群れを形成し生活する。昼行性で、夜間は断崖にある岩の隙間などに集まり休む。

食性は植物食で、主にヒメヤシの果実を食べるが、花、他の植物の果実、ヒメヤシの液果、種子なども食べる。

繁殖形態は卵生。2月から4月に断崖に巣を作る。抱卵期間は28日以上。

人間と関係

開発による生息地の破壊、羽毛や食用、ペット用の乱獲などにより生息数は激減している。ブラジルでは法的に保護の対象とされている。生息地では本種の主な食物となるヒメヤシの植林、基金を設け営巣地を保護する試みが進められている。

脚注

  1. ^ BirdLife International 2009. Anodorhynchus leari. In: IUCN 2010. IUCN Red List of Threatened Species. Version 2010.1.

参考文献

  • 小原秀雄・浦本昌紀・太田英利・松井正文編著 『レッド・データ・アニマルズ2 アマゾン』、講談社2001年、66、140-141頁。

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