コウグイスカグラとは? わかりやすく解説

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コウグイスカグラ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/03/23 02:08 UTC 版)

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コウグイスカグラ
福島県会津地方 2011年4月
分類
: 植物界 Plantae
: 被子植物門 Magnoliophyta
: 双子葉植物綱 Magnoliopsida
亜綱 : キク亜綱 Asteridae
: マツムシソウ目 Dipsacales
: スイカズラ科 Caprifoliaceae
: スイカズラ属 Lonicera
: コウグイスカグラ
L. ramosissima var. ramosissima
学名
Lonicera ramosissima Franch. et Sav. ex Maxim. var. ramosissima
和名
コウグイスカグラ(小鶯神楽)

コウグイスカグラ(小鶯神楽、学名:Lonicera ramosissima var. ramosissima)はスイカズラ科スイカズラ属落葉低木。別名、ヒメヒョウタンボク(姫瓢箪木)。

特徴

樹高は1-2mになり、密に分枝する。にはふつう細屈毛があり、中実で髄は白色。は長さ2-5mmの葉柄をもって対生する。葉身は楕円形、卵形から長楕円形で、長さ0.6-4cm、幅0.3-3cm、葉の先端は短くとがり、基部は円形から広いくさび形になる。葉の両面に軟毛が生えるが、表面の毛は落ちる場合がある。縁は全縁。

は4-5月に咲く。葉腋から長さ12-25mmになる細長い花柄を出し、長さ2-6mmのをつけ、2花を下垂する。子房は離生して2室ある。花冠は淡黄緑色で、長さ15-20mmになる長い漏斗状になる。雄蕊は5本あり、花冠より短い。果実は球状の液果が2個つき、6-7月に紅熟する。食用となるがオオヒョウタンボクなどの有毒種と似るため注意。

分布と生育環境

日本固有種。本州の中西部(新潟県、宮城県以南)および四国に分布し、標高600-1,400mの山地に点在して生育する。石灰岩地にも生育する。

ギャラリー

品種および変種

  • チチブヒョウタンボク Lonicera ramosissima Franch. et Sav. ex Maxim. var. ramosissima f. glabrata (Nakai) H.Hara
  • キンキヒョウタンボク Lonicera ramosissima Franch. et Sav. ex Maxim. var. kinkiensis (Koidz.) Ohwi

参考文献




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