ゲルト・ファルティングス
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/12/23 06:20 UTC 版)
ゲルト・ファルティングス Gerd Faltings |
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ゲルト・ファルティングス(2005)
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生誕 | 1954年7月28日(69歳)![]() |
国籍 | ![]() |
研究分野 | 数学 |
研究機関 | マックス・プランク数学研究所 ボン大学 プリンストン大学 ヴッパータール大学 |
出身校 | ミュンスター大学 |
博士課程 指導教員 |
Hans-Joachim Nastold |
博士課程 指導学生 |
マイケル・J・ラーセン 望月新一 |
主な業績 | モーデル予想の証明 |
主な受賞歴 | フィールズ賞(1986年) グッゲンハイム奨励金(1988年) ゴットフリート・ヴィルヘルム・ライプニッツ賞(1996年) キング・ファイサル国際賞(2014年) ショウ賞(2015年) カントール・メダル(2017年) |
プロジェクト:人物伝 |
ゲルト・ファルティングス(Gerd Faltings ドイツ語発音: [ɡɛʁt ˈfaltɪŋs], 1954年7月28日 - )は、ドイツの数学者。専門は数論幾何学。特にディオファントス方程式、p進ガロワ表現、モジュライ空間の研究。
略歴・人物
1978年にミュンスター大学で博士号を取得。1981年にヴッパータール大学教授に就任。1983年にモーデル予想を証明。1986年にモーデル予想を証明した業績によりフィールズ賞を受賞。その後プリンストン大学教授を経て、2004年現在はマックス・プランク数学研究所で研究している。
プリンストン大学教授時代、Ph.D.課程に在籍していた望月新一の指導教員をしていた。
業績
ファルティングスはまずテイト予想とシャファレヴィッチ予想を証明してから、モーデル予想を証明した。その後、ポール・ヴォイタ (Paul Vojta) によってファルティングスの証明は一般化され、またさらにその上でファルティングスの手によってさらに一般化された。
さらにはラング予想(高次元モーデル予想)の部分的解決。p進ホッジ理論(ホッジ=テイト予想の解決、ド・ラーム予想の解決、クリスタリンヌ予想の解決、半安定予想の別証明)と非可換p進ホッジ理論の構築、 カテゴリ
固有名詞の分類
20世紀の数学者 |
ノーマン・ジョンソン オリヴァー・ヘヴィサイド ゲルト・ファルティングス ウィリアム・ティモシー・ガワーズ ロベルト・ダイクラーフ |
21世紀の数学者 |
ヴァレンティン・ポエナル イサドール・シンガー ゲルト・ファルティングス ウィリアム・ティモシー・ガワーズ ロベルト・ダイクラーフ |
ドイツの数学者 |
マックス・デーン カール・フリードリヒ・ガウス ゲルト・ファルティングス イサイ・シューア アダム・リース |
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