ケーフェイ破り
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/07/06 03:56 UTC 版)
このケーフェイが破られた例で有名なのは、1996年のWWFにおける「カーテンコール事件」である。私生活では親友であるがリングでは善玉・悪玉の関係にあったショーン・マイケルズ、ハンター・ハースト・ヘルムスリー(トリプルH)、ケビン・ナッシュ、スコット・ホールの4名が、試合終了後に抱擁を交わした。ナッシュとホールがその試合限りで他団体に移籍するため、送別の意味で行われたものであるが、観客のカメラで撮影されてしまい、メディアで報じられた。 この行動は4名の独断によって行われたもので、WWFの経営陣は快く思わなかった。ホールとナッシュはライバル団体のWCWに移籍したためWWFからは罰を受けなかった。マイケルズは当時WWF王者で、団体のトップスターの1人であったために不問とされた。トリプルHだけに罰が下され、メインイベントのタイトルマッチを外されて前座の試合でジョバー役を回されるようになった。
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