ケータイ小説文庫とは? わかりやすく解説

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ケータイ小説文庫

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/06/23 06:44 UTC 版)

ケータイ小説文庫(ケータイしょうせつぶんこ)は、スターツ出版が刊行する文庫本レーベル。2009年4月25日創刊[1]

主に、携帯電話向け無料ウェブサイト提供スペース『野いちご』に投稿されたケータイ小説の中で特に人気が高い作品を再録・出版しているが、一部には、「カラダ探し」のように『E★エブリスタ』の作品を出版したり、2015年8月刊の「俺だけ見てろよ。~幼なじみに恋してる~」からは文庫書き下ろしの作品も発売されるようになった。

2023年10月刊の「魔王子さま、ご執心! 2nd season③ ~溺愛王子は彼女を一生離さない~」を最後に刊行が途絶えている。

ケータイ小説全体の文庫レーベルについて説明する記事ではない。

レーベルの特徴

文庫内で背表紙が4種に色分けされており、それぞれ特色の異なる小説が刊行されている。

ピンクレーベル
キーワードは「ドキドキ・憧れ・恋」。恋愛系のケータイ小説を扱っている。創刊当初からある。
ブルーレーベル
キーワードは「切ない・青春・涙」。青春系のケータイ小説を扱っている。2011年11月に追加された[2]
パープルレーベル
キーワードは「運命・奇跡・ファンタジー」。ファンタジー系のケータイ小説を扱っている。2013年5月に追加された[3]
ブラックレーベル
キーワードは「絶叫・ホラー・戦慄」。ホラー系のケータイ小説を扱っている。2013年8月に追加された[4]

主な作品

カバーイラスト

創刊当初はタイトルを印象的に見せるデザインが多く、漫画のイラストを用いたデザインの作品は極一部だった。その傾向はしばらく維持されたが、写真や、表情は描かず服装などの容姿の特徴だけ描かれたものも増えた。その後、徐々に漫画系のイラストが起用されていき、特に新装版として刊行された作品はその傾向が高かった。また、新作でもレーベル後期の作品のカバーイラストは漫画系のイラストが全てとなり、以前の傾向のデザインは淘汰された。

脚注

  1. ^ スターツ出版『ケータイ小説文庫』創刊! 4月25日全国書店にて発売!!”. PR TIMES. スターツ出版. 2009年4月24日閲覧。
  2. ^ ケータイ小説文庫 ブルーレーベル誕生のお知らせ”. スターツ出版株式会社. PR TIMES (2011年11月25日). 2011年11月30日時点のオリジナルよりアーカイブ。2013年12月17日閲覧。
  3. ^ 『ケータイ小説文庫』新レーベル創刊のお知らせ”. スターツ出版株式会社. PR TIMES (2013年5月25日). 2013年8月7日時点のオリジナルよりアーカイブ。2013年12月17日閲覧。
  4. ^ 『ケータイ小説文庫』新レーベル「ブラックレーベル」創刊のお知らせ”. スターツ出版株式会社. PR TIMES (2013年8月25日). 2013年12月17日時点のオリジナルよりアーカイブ。2013年12月17日閲覧。

外部リンク

関連項目


ケータイ小説文庫

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/08/30 09:45 UTC 版)

ケータイ小説サイト野いちご」の記事における「ケータイ小説文庫」の解説

ケータイ小説文庫(ケータイしょうせつぶんこ)は、2009年4月25日創刊され文庫本レーベル。「ケータイ小説サイト野いちご掲載作品中心だが、その他の媒体からの作品一部出版している。本文横書きになっている作品にもよるが、挿絵があるものは極少数である。 「ケータイ小説文庫」を参照

※この「ケータイ小説文庫」の解説は、「ケータイ小説サイト野いちご」の解説の一部です。
「ケータイ小説文庫」を含む「ケータイ小説サイト野いちご」の記事については、「ケータイ小説サイト野いちご」の概要を参照ください。

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