ケリー・ディールとは? わかりやすく解説

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ケリー・ディール

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2016/06/01 19:16 UTC 版)

ケリー・ディール
Kelley Deal
オクラホマシティにて(2004年1月)
基本情報
生誕 1961年6月10日(54歳)
出身地 アメリカ合衆国 オハイオ州 デイトン
ジャンル オルタナティヴ・ロック
インディー・ロック
職業 ミュージシャンシンガーソングライター編み物職人、プログラマー
担当楽器 ボーカルギターベースヴァイオリン
活動期間 1992年 -
レーベル 4AD、ナイス・レコード
共同作業者 ブリーダーズ、ケリー・ディール 6000、ザ・ラスト・ハード・メン、R. Ring
公式サイト www.kelleydeal.net

ケリー・ディールKelley Deal1961年6月10日 - )は、アメリカ合衆国ミュージシャンシンガーソングライター。双子の妹であるキム・ディールと共にロックバンドブリーダーズを結成しギタリストとして活動。他にも自身のバンドやコラボレーション等で活動を行っている。

来歴

オハイオ州デイトンで、双子の妹であるキム・ディールの11分前に生まれる。高校時代にキムと共にバンドを組み演奏を始める。キムがピクシーズに加入しミュージシャンとして活動する一方で、ケリーはプログラマーとして働き始める。

1989年にキムが新しく結成したブリーダーズで演奏するよう誘われる。当初は仕事の休みが取れずにこの誘いを断るが、1992年に正式に加入した。同年4月にリリースされたEP『サファリ』で初めてレコーディングにギタリストとして参加した[1]。その後ギタリストタニア・ドネリーが新バンドベリーを結成するためバンドを脱退し、ケリーはバンドのリードギタリストを担当することになる。1993年8月にリリースされたバンドの2ndアルバム『ラスト・スプラッシュ』はミリオンセラーを記録する大ヒットとなった。バンドはツアーを行い、ニルヴァーナオープニングアクトを務めた。

その一方でケリーは10代からヘロイン中毒の問題を抱えており、『ラスト・スプラッシュ』の成功で中毒は重くなっていった。1994年にヘロイン所持により逮捕され、1995年からミネソタ州の薬物更生施設に通い始める[2]。そのためブリーダーズは活動を一時的に休止した[3]。更生施設でのリハビリ中にケリーは曲を書き溜め、リハビリ後に自身のバンドであるケリー・ディール 6000を結成し、2枚のアルバムをリリース。その後ブリーダーズは活動を再開し、現在も活動を行っている。他にもセバスチャン・バックジミー・チェンバレンらが結成したザ・ラスト・ハード・メンにベーシストとして参加した。2012年には新バンドR. Ringを結成し2013年にEP『The Rise』をリリースした。

音楽以外の活動

薬物中毒更生の一環として編み物を始めており[4]、特にハンドバッグ作りに力を入れ、自身のウェブサイトにてハンドバッグの販売も開始している。2008年に自身の編み物の本『Bags That Rock: Knitting on the Road with Kelley Deal』を出版した。

参加作品

キム(左)と演奏するケリー(2008年8月、テルアビブにて)

ブリーダーズ

ケリー・ディール 6000

  • Go to the Sugar Altar (1996年)
  • Boom! Boom! Boom! (1997年)

ザ・ラスト・ハード・メン

  • The Last Hard Men (1998年/2001年)

R. Ring

  • "Fall Out & Fire" (7") (2012年)
  • The Rise EP (2013年)

脚注

外部リンク




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