倉吉市営野球場とは? わかりやすく解説

倉吉市営野球場

(グリーンスタジアム倉吉 から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/09/16 08:04 UTC 版)

ナビゲーションに移動 検索に移動
倉吉市営野球場
(グリーンスタジアム倉吉)
施設データ
所在地 鳥取県倉吉市湊町518(倉吉スポーツセンター内)
座標 北緯35度25分39.8秒 東経133度49分47.1秒 / 北緯35.427722度 東経133.829750度 / 35.427722; 133.829750座標: 北緯35度25分39.8秒 東経133度49分47.1秒 / 北緯35.427722度 東経133.829750度 / 35.427722; 133.829750
開場 1964年1984年改修)
所有者 倉吉市
管理・運用者 倉吉市教育振興事業団(指定管理者
グラウンド 内野:クレー舗装
外野:天然芝
照明 照明塔:6基
平均照度:252.5Lx
最大照度:投捕間-Lx
内野-Lx
外野-Lx
使用チーム • 開催試合
          高校野球鳥取大会
収容能力
10,550人
グラウンドデータ
球場規模 グラウンド面積:27,804m2
両翼:92 m
中堅:120 m
フェンス m

倉吉市営野球場(くらよししえいやきゅうじょう)は、鳥取県倉吉市の倉吉スポーツセンター内にある野球場。愛称グリーンスタジアム倉吉。施設は倉吉市が所有し、倉吉市教育振興事業団が指定管理者として運営管理を行っている。

歴史

1964年昭和39年)完成。以来主に高校野球などアマチュア野球の試合が行われており、特に1985年(昭和60年)のわかとり国体では、KKコンビの高校時代最後の公式戦の舞台となったことで知られる。

プロ野球公式戦で初めて使用されたのは1981年5月23日阪急ブレーブス × 南海ホークス戦である[1]。その後も2試合公式戦開催実績がある。

特徴的な設備として、外野両翼にラッキーゾーンが設置されていることが挙げられる。ラッキーゾーンは、かつて阪神甲子園球場阪急西宮球場京都市西京極総合運動公園野球場明治神宮野球場などにも設置されていたが、改修などを経て現在はいずれも撤去されている。しかしこの倉吉の場合、外野・左翼側ラッキーゾーン内に照明塔が建っているために撤去することができず、現在に至るまで設置されたままである。

また、以前はフェンス広告が掲出されていたが、2000年平成12年)に広告契約が切れてからもそのまま放置されていた。2003年(平成15年)、当時市長を務めていた長谷川稔の発案で、市営球場に愛称「グリーンスタジアム」を付与し、フェンスを再塗装することとなった。長谷川は当時これについて「背景の山とグラウンドにマッチできるよう、フェンスを緑色一色に塗りつぶして広告をなくす。周囲の環境に合わせて(かつて神戸総合運動公園野球場の愛称だった)“グリーンスタジアム”という名称を拝借したい」と話し、同年8月16日に「フェンス塗り替え大作戦」と称して自ら刷毛を握ってフェンスを塗るパフォーマンスを行った。

夏の高校野球鳥取大会の会場として使用されるが(基本的には3年に一度)、決勝戦がサヨナラゲームになったり、早い回戦でのサヨナラ勝ちで波に乗った高校が甲子園出場を果たしたりというサヨナラゲームに関する不思議な因縁がある。

内外野ともグラウンド状態が良いとは言えず、イレギュラーバウンドが頻発する。2005年(平成17年)、鳥取県高校野球連盟は土の入れ替えなど整備を行わなければ大会で使用しない旨を通達、市側も整備するに至ったためその後も使用されているが、余り効果は出ていない。また、ベンチ裏に通路がない構造で、長くトイレに行くために観客席を通って球場外まで出なければならなかった(近年トイレが設置された)。

施設の不備、中部地区の参加校補助員の少なさなどを理由に2011年(平成23年)夏の鳥取大会倉吉開催が危ぶまれたが、予算計上などの市の対応を県高野連は評価、開催を決定した。しかし2017年(平成29年)夏の鳥取大会倉吉開催については、2016年(平成28年)10月の県中部の地震の影響で球場の一部が破損し使用できないため、米子市民球場開催となった。[2]

なお、施設の老朽化や芝生の経年劣化から、倉吉市が芝生の張替え、ラッキーゾーンの撤去・両翼拡張とそれに伴うフェンスのラバー敷設、スコアボードの磁気反転化、客席トイレ増築などの改修を計画していることがわかった。着工予定時期は決まり。2016年に着工されて。改修された。[要出典]

施設概要

  • グラウンド面積:27,804m2
  • 両翼:92m、中堅:120m
  • 内野:クレー舗装、外野:天然芝
  • スコアボード:パネル式
  • ナイター設備:6基(うち外野・左翼側の1基はラッキーゾーンとフェンスの間に設置)

交通

関連項目

出典

  1. ^ 倉吉市とともに歩んだ60年 (PDF) 市報くらよし 2013年(平成25年)7月号2頁
  2. ^ 鳥取)今夏の選手権鳥取大会は米子 7月15日開幕予定 2017年2月18日03時00分

外部リンク





固有名詞の分類


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「倉吉市営野球場」の関連用語

倉吉市営野球場のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



倉吉市営野球場のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアの倉吉市営野球場 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS