グリフィスと芝原用水
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/01 15:04 UTC 版)
1871(明治4年)3月に、明新館に赴任したアメリカ人グリフィスは、滞在時について記した『グリフィス越前日記』の1871年(明治4年)4月15日付に芝原上水について記している。住民がつぼやなべや皿を洗う時間と着物を洗う時間はそれぞれ違う時間に決まっていたことや、子どもたちが水路の中を歩き、船を走らせ、ダムや滝を作ったりするなど水遊びを楽しんでいること、幼児が用水にはまりグリフィスが助けた経験など、一乗町あたりでの用水と住民との生活に関わっている様子がわかる。なお、一乗町あたりは末流であり、昼間は食器や衣類を洗うことが可能であった。
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