グランドナショナルにおける落馬事故
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/16 04:54 UTC 版)
「落馬」の記事における「グランドナショナルにおける落馬事故」の解説
1928年のレースでは、キャナルターンで集団落馬が発生し、出走馬42頭の殆どが落馬。ティペラリーティムのみが無事故で完走し優勝。2着には再騎乗のビリーバートンが入り、結局この2頭のみが完走した。 1967年には、馬群の先頭を走っていたカラ馬が23番目のフェンス直前で急にストップするというアクシデントにより、後続の20頭以上の馬が落馬、又は立往生してしまった。その時、先頭から50馬身近く離された位置にいたフォイネイボンだけが、混乱を避けて飛越し、体勢を立て直した後続馬に50馬身差の差をつけ、そのまま後続を振り切って1着でゴールイン、101倍の大穴となった。 2001年には、キャナルターンでカラ馬が手前を横切り10頭が落馬、又は立往生する大事故が起こった。出走馬38頭の殆どが落馬。レッドマローダーとスマーティの2頭が無事故で完走。3着と4着に19番目の障害で落馬し、再騎乗のブローイングウインドとパピヨンが入り、結局この4頭のみ完走した。(1980年にも出走馬30頭。完走はわずか4頭だった。)
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