グラブマン・シャイア・メイゼラス&サックス
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「REvil」の記事における「グラブマン・シャイア・メイゼラス&サックス」の解説
2020年5月11日、ニューヨークを拠点とするメディア・エンターテイメント専門弁護士事務所グラブマン・シャイア・メイゼラス&サックスに攻撃を仕掛け、契約書や機密合意書、電話番号、Eメールアドレス、裁判所記録、私的なメールといった社外秘の情報約1テラバイトの情報を盗んだ。公開されたくなければ身代金を支払うよう要求したことでグループ名が知られるようになった。 被害に遭ったのは同社と契約しているアメリカの有名人たちで、レディー・ガガやマドンナやニッキー・ミナージュ、ブルース・スプリングスティーン、HBO番組「ラスト・ウィーク・トゥナイト・ウィズ・ジョン・オリバー」やフェイスブックも含まれているという。 ニューヨーク・ポストによると、REvilは2100万ドル(約22億4300万円)を要求しているが、同弁護士事務所はハッカー集団との交渉を拒否しているとも、36.5万ドル(約4000万円)なら支払うと交渉していたとも報道されている。だがあまりの安さに怒ったのか倍の4200万ドル(約45億円)に増額。結局交渉は合意に至らず、REvilは「時間切れ」としてじょじょにデータを公開し始めた。 歌手のレディー・ガガの場合は関連する合計2.4GBの法的文書が盗まれており、ドナルド・トランプに言及したり、「trump」という単語を含む「無害」な電子メール169通が公開された。彼らは、マドンナの情報をオークションで1億円から販売するつもりでいたが、結局それは断念した。
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