グラウンドパンチを用いた戦術
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/07/03 01:37 UTC 版)
「グラウンドパンチ」の記事における「グラウンドパンチを用いた戦術」の解説
戦術面から見ると、グラウンドパンチは主に2つの目的で使用される。 関節技や絞め技を得意とする選手は、グラウンドパンチによってパスガードに対する防御者の注意を逸らすことができる。またマウントポジションなど極め技を狙えるポジションにいる場合は、パンチを打つことで防御者が手を伸ばしてディフェンスをし、その伸びた手に腕ひしぎ十字固めなどの極め技をかけることが出来る。パウンドを当てて相手に顔を背けさせて肩固めを極めるのも典型的である。 一方グラウンドパンチそのものが得意な選手はその場でグラウンドパンチを当て続けることでKOを狙うことができる。防御技術が十分でない者はそのままKOされてしまうことも多い。またパンチを出し続けること自体が攻撃姿勢を見せることになり、判定をつける際に有効な要素として認められる。 以上2つの目的は相互に関連しあっている。攻撃側はパンチのダメージで動きの悪くなった防御側からパスガードをすることが容易になるし、パスガードでより優位なポジションを取ることでより少ないリスクでパンチによるダメージを与えることが出来、ダメージによって相手に対して極め技をかけやすくなる。
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