クレセント_(イギリス駆逐艦)とは? わかりやすく解説

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クレセント (イギリス駆逐艦)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/12/01 22:02 UTC 版)

艦歴
発注 1930年
起工 1930年12月1日
進水 1931年9月29日
就役 1932年4月15日
移管 1936年10月20日カナダ海軍に移管
喪失 1940年6月25日軽巡洋艦カルカッタと衝突、沈没。
除籍
性能諸元
排水量 基準:1,375トン
全長 329ft (100m) o/a
全幅 33 ft (10.1 m)
吃水 12.5 ft (3.8 m)
機関 アドミラルティ・ボイラー3基
パーソンズ式減速タービン、2軸推進、36,000 shp (27,000 kW)
最大速 36ノット
乗員 145名
兵装

クレセント (HMS Crescent) はイギリス海軍駆逐艦C級。後にカナダ海軍駆逐艦フレーザー (HMCS Fraser, H48) となった。

艦歴

1930年12月1日起工。1931年9月29日進水。1932年4月15日竣工。第2駆逐群に所属。1932年7月21日、駆逐艦コメットと衝突。第二次エチオピア戦争の際紅海へ派遣される。1936年10月にカナダへ売却され、1937年2月17日にカナダ海軍で就役。1939年8月31日までカナダ西岸に配備される。それからパナマ運河経由でハリファックスへ移り、そこを拠点としてHFX1、HX2、HX3、HX4、HX5、HX6、HXF7、HX7、HXF8、HX8船団などの護衛に従事した。1939年11月14日、特設掃海艇Bras d'Orと衝突。12月4日まで修理に要した。修理完了後もTC1、TC2、HXF15、HX15、TC3、HXF17、HX17、TC3、HXF17、HX17、HXF20、HX20、HX23船団の護衛などを行った。1940年3月末にはカリブ海へ移り、そこで外国商船の取調べに従事した。1940年6月、フランス南西部からの撤退作戦に参加。6月25日、ジロンド川河口で軽巡洋艦カルカッタに衝突され沈没。乗員45名が死亡した。

参考文献

  • Keith Butterley, Ken Macpherson, River Class Destroyers of the Royal Canadian Navy, Vanwell Publishing, 2008, ISBN 978-1-55125-093-9

外部リンク

座標: 北緯45度45分 西経1度30分 / 北緯45.750度 西経1.500度 / 45.750; -1.500




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