クリュ・ボジョレー
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/03/14 08:28 UTC 版)
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クリュ・ボジョレー(Cru Beaujolais)は、フランス東部ブルゴーニュ地域圏ソーヌ=エ=ロワール県とローヌ=アルプ地域圏ローヌ県にまたがる地域で生産されているボジョレーワインのうち、特に優れたワインを生産している10地区に与えられたAOCの総称である。
ボジョレーワインは、ブルゴーニュワインを生産するほかの地域と違い、畑ごとに設定されている特級や1級の規格がないが、いわゆる並の「ボジョレー」に対し、ボジョレーを生産する96ヶ村のうち、比較的良質なものを産する38ヶ村に対し、「ボジョレー・ヴィラージュ」のAOCが認められている。クリュ・ボジョレーはさらに優れた生産地で、一村が単独で名乗るAOCと、2~10ヶ村で一つの地区を構成するものがあるため、現在クリュ・ボジョレーに含まれる村は22ある。
なお、ボジョレー・ワインといえば、ヌーヴォーが有名だが、クリュ・ボジョレーにはプリムールの規格はないため、ヌーヴォーワインはこれらの地区で産するものでも、「ボジョレー・ヴィラージュ」か「ボジョレー」となる。
関連項目
クリュ・ボジョレー
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/17 22:39 UTC 版)
「ボジョレーワイン」の記事における「クリュ・ボジョレー」の解説
この地域にはクリュ・ボジョレーと呼ばれる、より範囲の限定されたワイン産地が含まれる。下にこの範囲にはいっている村名を記す。なお、フランスのワイン法ではこれらの地域で作られたワインを生産された村名で販売することを許されているだけで、これらの地域からも単純なボジョレーワインとして地域名で出荷されることもある。 サン・タムール (St. Amour) シェナ (Chenas) ジュリエナ (Julienas) シルーブル (Chiroubles) ブルイィ (Brouilly) コート・ド・ブルイィ (Cote de Brouilly) フルーリー (Fleurie) ムーラン・ア・ヴァン (Moulin a Vent) 発音例 モルゴン (Morgon) レニエ (Regnie)
※この「クリュ・ボジョレー」の解説は、「ボジョレーワイン」の解説の一部です。
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