クランクケース圧縮式2ストローク機関
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2018/12/11 11:40 UTC 版)
「複動式機関」の記事における「クランクケース圧縮式2ストローク機関」の解説
詳細は「2ストローク機関#デイ式2ストロークエンジン」を参照 自動二輪用や汎用エンジンのような小型の2ストロークガソリンエンジンでは、ユニフローディーゼルなどの大型2ストローク機関に見られるような過給機や送風機を掃気用補機の代わりに、掃気にクランクケース内の圧縮力を利用する。イギリスのジョゼフ・デイ(英語版)により開発され、今日の2ストローク機関の主流であるデイ式2ストロークエンジンでは、ピストンの両面を作動面として使用しており、ピストンの下降時にクランクケース内に取り入れられた混合気を圧縮し、シリンダーの中に送り込むことで掃気行程を成立されている。しかし、片側の面のみが動力を生み出すので、デイ式2ストローク機関はピストン自体は単動式として考えられる。
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