ギルナール山とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > デジタル大辞泉 > ギルナール山の意味・解説 

ギルナール‐さん【ギルナール山】

読み方:ぎるなーるさん

Moutn Girnarインド西部グジャラート州都市ジュナーガル東郊にある山。標高1031メートル最高峰を含む五つの峰がある。ネミナータ寺院はじめとする数百もの寺院群があり、同国有数ジャイナ教およびヒンズー教聖地として知られる


ギルナール山

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/07/25 04:02 UTC 版)

ナビゲーションに移動 検索に移動
ギルナール山
標高 1031 m
位置 北緯21度29分41秒 東経70度30分20秒 / 北緯21.49472度 東経70.50556度 / 21.49472; 70.50556座標: 北緯21度29分41秒 東経70度30分20秒 / 北緯21.49472度 東経70.50556度 / 21.49472; 70.50556
種類 火成岩
ギルナール山 (インド)
プロジェクト 山
テンプレートを表示

ギルナール山(ギルナールさん、ヒンディー語: गिरनार, グジャラート語: ગિરનાર, Girnār)は、インドグジャラート州ジュナーガド県に位置する山。最高峰は標高1031メートルで、グジャラート州では最も高い[1]ヒンドゥー教ジャイナ教の聖地になっている。

文化

ギルナール山は県都ジュナーガドの東に位置する。「ギルナール」という名前はサンスクリット「giri-nagara」(山の町)に由来する[2]

グジャラート一帯にはインダス文明のころから文明が栄えた。ギルナールには紀元前3000年に作られた貯水池がある[3]

ギルナールには有名なアショーカ王の磨崖碑文がある。同じ岩に西クシャトラパルドラダーマン(2世紀)およびグプタ朝のスカンダグプタ(5世紀)の碑文も刻まれている[4]

ジャイナ教では22番目のティールタンカラであるネーミナータがギルナール山で入滅したとされ[5]、山中には白衣派の多数の寺院がある[6]

巡礼のために峰をめぐる石づくりの道が造られている。最高峰の寺院まで9999段の石段があると言われているが、実際には8000段ほどである[1]

脚注

  1. ^ a b Junagadh, Discover India, https://discoverindiabyroad.blogspot.in/p/history-of-junagadh-girnar.html 
  2. ^ Macdonell (1900) p.15
  3. ^ Shadanam Nair (2004) p.161
  4. ^ Salomon (1998) pp.136-137,89,145
  5. ^ Jacobi (1884) pp.276-279
  6. ^ 渡辺(2005) p.296

参考文献



英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「ギルナール山」の関連用語

ギルナール山のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



ギルナール山のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
デジタル大辞泉デジタル大辞泉
(C)Shogakukan Inc.
株式会社 小学館
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアのギルナール山 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS