ギャルド・スイスの創設
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「ギャルド・スイス」の記事における「ギャルド・スイスの創設」の解説
サン・スイス連隊創設から135年後の1616年、ルイ13世はスイス人の歩兵連隊にスイス人衛兵隊の名を授けた。それは王室軍であるメゾン・ミリテール・デュ・ロワ(fr)に正式に属していなかったが、スイス人衛兵隊は全ての業務を遂行しなければならなかった。スイス人衛兵隊の第一の任務は、宮殿内部を守り、王の身柄を昼夜を通じて確保し、王に常に同行することであった。加えて彼らは、王璽の受託者であり、王冠の宝石の守り手であった。彼らは王に奉仕する第2の常設外国人部隊であった。 歩兵連隊は、フランス人衛兵隊と旅団を結成し、前線で戦った。元来、スイス人衛兵隊は雇い主である王のそばに駐留した。連隊は、各200人の男性が属する12の中隊で構成されていた。彼らは実際には、フランス王に仕えるスイス人連隊のエリート集団であった。 17世紀のスイス衛兵は、戦時も平時にも規律を保ち恒久的な奉仕を行い高い評判を得ていた。
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