ギター独奏によるオーケストラ曲の編曲と演奏
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/04 09:10 UTC 版)
「山下和仁」の記事における「ギター独奏によるオーケストラ曲の編曲と演奏」の解説
ある意味では山下の代名詞になっているのが、それまでは誰もが考えもしなかった、ギター独奏によるオーケストラ曲の編曲と演奏である。 これは1980年代に集中しており、ムソルグスキー「展覧会の絵」(1980年)に始まり、その後、ベートーヴェン「ヴァイオリン協奏曲ニ長調」Op. 61(1982年)、リスト「ハンガリー狂詩曲第2番」(1983年)、ストラヴィンスキー「火の鳥」(1985年)、ドヴォルザーク「交響曲第9番 新世界より」全曲(1986年)、妹・尚子とのデュオによるジャン・シベリウス「フィンランディア」(1985年)、リムスキー=コルサコフ「シェヘラザード」(1985年)と続いた。 1990年代以降は、2000年のビートルズ曲集というポピュラーものを除いて、ギター独奏によるオーケストラ曲の編曲・演奏・録音はない。 「展覧会の絵」「ハンガリー狂詩曲」「火の鳥」は長らく演奏されていないが、ドヴォルザーク「交響曲第9番 新世界より」第2楽章のみ、山下は近年でも好んで演奏している。
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