ギター製作習得と創業
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/19 08:20 UTC 版)
セミー・モズレーはロサンゼルス近辺にて1952年ごろからギター製作を開始、その後リッケンバッカー工場で勤務し、欧州からもたらされたルシアー(弦楽器製作家)の技術を現在ギター製作に導入したドイツ系の移民ロジャー・ロスマイズル(Roger Rossmeisl)から習得した。同時期にダウニーにて初めてソリッドボディーのギターを製作し、トレモロ・ユニットを発明したポール・ビグスビー(Paul Bigsby)からもギター製作技術を習得した。 1954年にセミーは自宅ガレージでトリプルネックギターを製作。他に製作したダブルネックギターをジョー・メイフィス(Joe Maphis)に提供。1956年に地元の投資家でもある牧師より協力を受け、兄と共同でギター製作会社「モズライト(Mosrite of California)」を起業。「モズレー」の名と投資家の牧師「ボートライト」の名を合わせて「モズライト」とした。 セミーはリッケンバッカーの同僚に社外でギターを製作していることをしゃべり、それが元でリッケンバッカー社から解雇される。 創業当時はすべての生産はカスタムメイドで、ガレージや納屋での手作りであった。
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