キバネセセリとは? わかりやすく解説

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黄翅挵蝶

読み方:キバネセセリ(kibaneseseri)

セセリチョウ科チョウ

学名 Bibasis aquilina


キバネセセリ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/19 07:09 UTC 版)

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キバネセセリ
分類
: 動物界 Animalia
: 節足動物門 Arthropoda
: 昆虫綱 Insecta
: チョウ目(鱗翅目) Lepidoptera
上科 : セセリチョウ上科 Papilionoidea
: セセリチョウ科 Hesperiidae
亜科 : セセリチョウ亜科 Hesperiinae
: Bibasis
: キバネセセリ
B. aqulina
学名
Bibasis aqulina (Speyer)
和名
キバネセセリ(黄羽挵)
英名
The Yellow Awl
亜種
  • B. a. chrysaeglia
    (Butler)

キバネセセリ(黄羽挵、 Burara aqulina)は、チョウ目(鱗翅目)アゲハチョウ上科セセリチョウ科に属するチョウの一種。

概要

全身が一様に黄褐色のセセリチョウ。分類学的にはアオバセセリと近く、太い胴体と大きな複眼を持つ。触角はセセリ特有のかぎ状であるが、先端がやや長く伸びる。雌は前翅に明色斑がいくつか現れる。

低山や市街地ではまったく見られないチョウだが、棲みかとなる高山の疎林や林道などでは多産し、花や湿地を求めて敏速に飛翔する。

越冬態は2齢幼虫。幼虫の食樹はウコギ科ハリギリ。葉に1つずつ産卵する。成虫は年1回発生し、7~9月に見られる。

分布

北海道本州四国九州および対馬。標高の高い山地に棲むため内陸性を示す。

国外ではミャンマー中国大陸ロシア極東、朝鮮半島北部。

参考文献

関連項目



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