キバナルコウソウとは? わかりやすく解説

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キバナルコウソウ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/12/17 13:32 UTC 版)

キバナルコウソウ
キバナルコウソウの花
(2024年12月 沖縄県石垣市)
分類APG IV
: 植物界 Plantae
階級なし : 被子植物 angiosperms
階級なし : 真正双子葉類 eudicots
階級なし : コア真正双子葉類
core eudicots
階級なし : キク類 asterids
階級なし : シソ類 lamiids
: ナス目 Solanales
: ヒルガオ科 Convolvulaceae
亜科 : ヒルガオ亜科
Convolvuloideae
: サツマイモ連 Ipomoeeae
: サツマイモ属 Ipomoea
: ツタノハルコウ Ipomoea hederifolia
変種 : キバナルコウソウ
I. hederifolia var. lutea
学名
Ipomoea hederifolia var. lutea
和名
キバナルコウソウ
英名
Yellow Trumpet Morning Glory
キバナルコウソウ(2024年12月 沖縄県石垣市)

キバナルコウソウ(学名:Ipomoea hederifolia var. lutea)はヒルガオ科サツマイモ属一年草。熱帯アメリカ原産のツタノハルコウの変種。

特徴

草姿、葉形などの特徴はツタノハルコウと同様で、花色が黄色い。

利用

キバナルコウソウは文部科学省ナショナルバイオリソースプロジェクト(NBRP)のアサガオのリソース拠点(九州大学大学院理学研究院)に系統保存されている[1]

ルコウソウの近縁種は花弁にカロテノイドペラルゴニジンアントシアニン色素の双方を含有し、サツマイモ属の中でも特徴的な橙赤色の花をつけるが、キバナルコウソウの黄色い花弁はカロテノイドのみを含み、ペラルゴニジン系アントシアニン色素を持たない。このキバナルコウソウと、両方の色素を持たない白花のルコウソウを交配させると、雌雄いずれの交配組合せにおいても雑種第一代が両親と異なる橙赤色の花をつけることから、これらを材料にしてペラルゴニジン系アントシアニン色素の合成に関わる遺伝子の発現解析が行われている[2]

脚注

参考文献

Yamamizo, C., Noda, N. & Ohmiya, A. Anthocyanin and carotenoid pigmentation in flowers of section Mina, subgenus Quamoclit, genus Ipomoea . Euphytica 184, 429–440 (2012). https://doi.org/10.1007/s10681-011-0618-4

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