キダチハナカンザシ属
キダチハナカンザシ属
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/29 03:32 UTC 版)
「Pavetta graciliflora」の記事における「キダチハナカンザシ属」の解説
キダチハナカンザシ属(Pavetta)はアフリカ(ただしマダガスカルなどインド洋上に浮かぶ島々には一切見られない)、アラビア半島、中国南部、熱帯アジア、オーストラリア、太平洋地域南西部(ニューカレドニア、バヌアツ)にわたって分布し、300種以上が認められているアカネ科の属である。同じアカネ科内ではサンタンカ属(Ixora; サンタンカ亜科(英語版)サンタンカ連)やギョクシンカ属(Tarenna; サンタンカ亜科ギョクシンカ連(英語版))と類似しているものの、サンタンカ属の花柱の柱頭が2裂で内側に反り返っていることが多いのに対してキダチハナカンザシ属の柱頭は裂けず、またギョクシンカ属は花が5数性であるのに対してキダチハナカンザシ属の花は基本的に4数性であるという差異が存在する。ただし、キダチハナカンザシ属の中にも同一の花序上に4数性の花と5数性の花とが混在した標本の存在が確認されている。
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