ガルラン・ド・ブルターニュ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/07/07 06:24 UTC 版)
「キャスパリーグ」の記事における「ガルラン・ド・ブルターニュ」の解説
『ガルラン・ド・ブルターニュ』(13世紀、ジャン・ルナーール(英語版)の作ともされる)でも、アーサー王と怪猫との戦闘についての言及がある。エミール・フレモン(ドイツ語版)やガストン・パリスの要約によれば、ガルランがドイツ人のギナンにチェスで勝利し、相手は挑発のためにアーサー王が奮戦の末に猫に殺されたなどという出鱈目を言い始める。 原文には解釈の余地があって、文法上は、ドイツ人がアーサー王が猫を殺したと逆の読み下しもできるが、しかし、状況を踏まえれば、その解釈はありえないとフレモンはしている。この点についてはガストン・パリスも同意見だった。 しかし英訳書(2008年)では、「アーサー王が猫に殺したという格言」と逆解釈を用いている。
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