ガネム・ベン・アイユーブとその妹フェトナーの物語とは? わかりやすく解説

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ガネム・ベン・アイユーブとその妹フェトナーの物語(第36夜 - 第44夜)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/25 10:08 UTC 版)

千夜一夜物語のあらすじ」の記事における「ガネム・ベン・アイユーブとその妹フェトナーの物語(第36夜 - 第44夜)」の解説

バートン版「恋に狂った奴ガーニム・ビン・アイユブの物語(第38夜‐第45夜)」 東洋文庫版「狂恋奴隷ガーニム・イブン・アイユーブの物語(第38夜‐第45夜)」 むかし、ダマスにいたアイユーブという豪商には、ガネム・ベン・アイユーブ・エル・モティム・エル・マスルーブという息子と、その妹フェトナーという娘がいた。ガネムが若いときに父アイユーブ亡くなったが、ガネムは一人バグダード行き商売始め大儲けした。ある日、ガネムは町の外の葬儀参列したが、夜遅くなり城門が閉まり町に入れなくなったため、墓場夜明かしをしていると、3人の黒人大きな箱を運んで墓場に近づいてきたため、木に登り隠れた。3人は墓場スーダンの第1の黒人宦官サワーブの物語スーダンの第2の黒人宦官カーフルの物語をして休憩した後、穴を掘って箱を埋めて帰って行った。ガネムが箱を掘り出すと、中には麻酔かかった美女入っており、ガネムは家に連れ帰った美女の名はクワト・アル・クールーブといい、教王カリーファ)ハールーン・アル・ラシードの側室であったが、正后ゾバイダに恨まれ麻酔薬飲まされ、箱に入れられ埋められのだった教王はクワト・アル・クールーブが死んだ騙され悲嘆にくれたが、女奴隷の話から生きていることを知った教王はガネムが手を出した誤解して兵を送り、ガネムを捕らえようとするが、ガネムは無一文逃げ延びた。また、教王ダマス太守に文を送り、ガネムの母と妹を全裸にして町から追放させた。 しかし、クワト・アル・クールーブはガネムが手を出していないという真相教王教え苦労の末にガネムとガネムの母と妹フェトナーを見つけ出した。ガネムは教王謁見し、クワト・アル・クールーブと結婚する許しをもらい、フェトナーは教王側室となり、教王庇護のもと4人は幸せ暮らした

※この「ガネム・ベン・アイユーブとその妹フェトナーの物語(第36夜 - 第44夜)」の解説は、「千夜一夜物語のあらすじ」の解説の一部です。
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