カントール–フレーゲの定義
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/05 18:06 UTC 版)
「順序対」の記事における「カントール–フレーゲの定義」の解説
集合論の初期(カントールの逆理の出現以前)、カントールはフレーゲに従い、関係の概念は原始概念として認めたうえで、二つの集合の順序対をそれらの集合の間に成り立つ関係全体の成すクラス ( x , y ) = { R : x R y } {\displaystyle (x,y)=\{R:xRy\}} として定義した。 この定義は現代的に定式化されたほとんどの集合論では許容されないが、たとえば集合の濃度を与えられた集合と等濃な集合全体の成すクラスとして定義する方法論と似て整然としたものである。
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