カノツメソウとは? わかりやすく解説

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鹿の爪草

読み方:カノツメソウ(kanotsumesou)

セリ科多年草

学名 Spuriopimpinella calycina


カノツメソウ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/03/22 20:46 UTC 版)

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カノツメソウ
福島県会津地方 2011年9月
分類
: 植物界 Plantae
: 被子植物門 Magnoliophyta
: 双子葉植物綱 Magnoliopsida
亜綱 : バラ亜綱 Rosidae
: セリ目 Apiales
: セリ科 Apiaceae
: カノツメソウ属 Spuriopimpinella
: カノツメソウ S. calycina
学名
Spuriopimpinella calycina (Maxim.) Kitag.
シノニム

本文記載

和名
カノツメソウ(鹿の爪草)

カノツメソウ(鹿の爪草、学名:Spuriopimpinella calycina)はセリ科カノツメソウ属多年草。別名、ダケゼリ

特徴

は直立し、高さは50-100cmになり、上部は分枝する。根出葉や茎の下部につく葉は2回3出複葉で、茎の上部につく葉は3出葉になる。小葉は広卵形から広披針形で、長さ1.5-5cmになり、先端はしだいに細くなり、基部はくさび形、上部の縁には鋸歯があり、両面の葉脈上に短毛が生える。

花期は8-10月。茎頂か、分枝した先端に複散形花序をつける。は白色の5弁花。複散形花序の下にある総苞片、小花序の下にある小総苞片とも、線形で短い。果実は長楕円形で無毛、分果の隆条は細く目立たない。油管は分果の表面側の各背溝下に2-4個、分果が接しあう合生面に4個ある。

和名のカノツメソウ(鹿の爪草)の由来は、やや肥大した長い根茎の形からによる。

分布と生育環境

日本固有種。北海道、本州、四国、九州に分布し、山林の日陰に生育する。

シノニム

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参考文献



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