カニコンピュータ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2016/02/15 09:06 UTC 版)
「ビリヤードボール・コンピュータ」の記事における「カニコンピュータ」の解説
神戸大学と西イングランド大学(英語版)の研究で、ビリヤードボールの代わりにカニを使って論理ゲートを実現したというものがある。実験に使われたカニは西表島に生息するミナミコメツキガニの仲間(Myctiris guinotae)で、英語で兵隊ガニと呼ばれ、群れて同じ方向に移動する習性がある。群れがぶつかり合流したとき方向が一定に定まることを利用して、論理演算を行うことができる。仕切りで作った交差点に群れを同時に追い立てることで計算を実行する。演算の結果はカニが交差点の先のどの終端にたどり着いたかでわかる。
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