カウンターカルチャーとしての男性のポニーテール
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/07/18 01:48 UTC 版)
「ポニーテール」の記事における「カウンターカルチャーとしての男性のポニーテール」の解説
男性が総髪にして後ろに下げる髪型をポニーテールと形容する場合がある。米国では社会学者ポール・ファッセルが自著『階級』において総髪の男性をいわゆる芸術家やヒッピーからなる自由人である「カテゴリーX」に類型している。このことから米国で1980年代において総髪の男性はある種のカウンターカルチャーの体現者としてイメージされていたことが分かる。このほか『逃亡者 (1993年の映画) 』においてトミー・リー・ジョーンズが演じる連邦保安官補サミュエル・ジェラードがジョー・パントリアーノ演じる総髪の部下のコズモ・レンフロに対して「ポニーテールだからって甘く見られるなよ!」と励ます場面がある。日本においては、ファッションの一環としての要素が強い。個々の判断で長髪にしている男性が髪をまとめる際のスタイルのひとつとして捉えられている。1980年代にはチェッカーズやC-C-B、1990年代以降も多くのミュージシャンや俳優らが長髪にした際のヘアアレンジのひとつとしてポニーテールを披露している。
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