オーランスの親族
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2017/03/04 13:57 UTC 版)
フマクト(Humakt) 剣士の神。死と戦争の神でもある。もともとは北風をつかさどるオーランスの兄神だったが、オーランスによる「死」の盗難と「死」を振るっての太陽神殺害に怒り、また恥じて嵐の神々と義絶し、中立の神となった。その高潔さにより今なお、信義に篤い戦士・傭兵の神として根強い人気を誇る。 ウロックス(Urox) 嵐の雄牛(ストームブル)。砂漠の嵐の神でもあり狂暴で厄介な神だが、邪悪な混沌をいつの日か駆逐することを目的とする、世界の守護者でもある。 ヴィンガ(Vinga) 女冒険者の守護女神。 雷鳴の兄弟(Thunder Brothers) オーランスの息子たちの総称。オーランスの持つ権能を下級神として補助する。 ヴェイドラス(Vadrus) 暴風雨のもたらす被害を体現する神。オーランスの兄。大暗黒期に混沌神によって殺害され現存しないが、彼の子孫、配下のヴェイドリュディと呼ばれる神々は破壊を欲する戦乱の中で崇められ、あるいは悪天候の被害を抑えるためになだめすかされる“荒ぶる神”として知られる。冬の厳しさ、吹雪をつかさどるヴァリンド、イェルムの妾となって旱魃のダーガを生んだ凪の女神モラーニなどが代表的なヴェイドリュディである。
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