オープン価格
オープン価格とは、メーカーが出荷価格だけを提示して、最終消費者に渡る価格は実際にそれを販売する小売店によって自由に決定される価格決定方式のことである。これと反対に、製造元であるメーカーが問屋や小売店にいくらのマージンを支払うか、流通段階での利潤を見込んで最終小売り価格をあらかじめ決めておく制度は「建値制」と呼ばれる。
近年、家電量販店などを中心にオープン価格制の導入が進んでいるため、小売店の側では自由に価格を決定出来るが、実際的には各小売店ごとの価格の差はさほど変わらないことが多い。
オープン価格制を採用している場合、メーカーの商品に関して価格の目安が分からないため、消費者としてはショップをいくつか回って見たり、インターネット上のサイトを利用して価格を比較するなどする必要がある。
なお、日本のパソコンメーカーでは1994年にアップルコンピュータが初めてオープン価格制を導入し、その後主要メーカー各社が店頭販売向け製品で追随した。
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