オービス2007まで
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/26 04:00 UTC 版)
「ブラックロック」の記事における「オービス2007まで」の解説
1995年 報酬を巡ってブラックストーン創業者の1人であるスティーブン・シュワルツマンとフィンクが対立し、債権運用部門がメロン財閥(ピッツバーグ)のPNC Financial Services Groupに売却された。創立者はフィンク、ロバート・カピート(ファースト・ボストン)、スーザン・ワグナー(リーマン・ブラザーズ)となり、当時の運用資産額は230億ドルであった。 1999年 PNCから1080億ドルの運用資産を継承、株式を公開しフィンクら共同経営者がブラックロックの86%を所有した。 2000年 インターネット・バブルで利益を上げ、ブラックロック・ソリューションズ®︎を独立ユニットとして設立。 2002年9月 ボストンのヘッジファンド(Cylennius Capital Management)を買収。 2003年4月 ヘッジファンドを束ねるファンド・オブ・ファンズ(HPB Management LLC)の主要株主となった。 2005年1月 メットライフからステート・ストリート・リサーチ・マネジメント(SSRM Holdings Inc.)を買収した際、176億ドルのミューチュアル・ファンドをふくむ、およそ500億ドルの運用資産、およびエクイティ・ビジネスの営業網を継承。 2006年10月 メリルリンチ・インベストメント・マネジャーズと経営統合。メリルリンチが49.8%を出資する筆頭株主となったが(PNCは34%)、その影響でブラックロックの力点がエクイティ市場に傾き、ミューチュアル・ファンドにおいてフィデリティ・インベストメンツに追い抜かれた。
※この「オービス2007まで」の解説は、「ブラックロック」の解説の一部です。
「オービス2007まで」を含む「ブラックロック」の記事については、「ブラックロック」の概要を参照ください。
- オービス2007までのページへのリンク