オート・アクションプロンプター
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/05 09:00 UTC 版)
「ドラえもんのひみつ道具 (おあ-おこ)」の記事における「オート・アクションプロンプター」の解説
オート・アクションプロンプターは、「なぜか劇がメチャクチャに」(てんとう虫コミックス第28巻に収録)に登場する。 演劇を行うための装置。付属の「脚本カセット」を装填することで、出演者は台本を覚えていなくても役のとおりに行動することができる。また万能舞台装置にコードをつなげることで、脚本にあわせた舞台や衣裳を用意することもできる。 この装置に付いているヘッドバンド状のものを人間にはめることで、子供向け、大人向けなど、その人間に理解できる劇が自動的に選ばれる。のび太が理解できるなら誰でも理解できるということでのび太が見たがるような作品を選んだところ、ちびくろサンボ(初出版、および単行本の初期の版と藤子・F・不二雄大全集第11巻のみ。なお大全集には初出版および現行版の両方が収録されている)、人魚姫、裸の王様、星の銀貨としずかが裸になるものばかりになってしまった。 出演者の要望など条件を入力して劇を選ぶ事もでき、上記の劇のうち、人魚姫はスネ夫が「王子」、しずかが「姫」、ジャイアンが「超能力者(この劇の場合は魔法使い)」を演じたいという注文を加味したものであり、裸の王様はしずかの「豪華な服を着た王様とか、宝塚の様に男性役を演じてみたい」という要望を加えたものである。 また「強制ボタン」を押すと、装置を破壊しない限り演劇を中止できなくなる。
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