オーステナイト系
基本成分は、18Cr-8Niで、SUS304,SUSXM7,SUS316等がこの代表鋼種である。
この鋼種はステンレスの中でも高耐食性・耐薬品性・強靭性に優れ、非磁性で焼入れによって硬化はしないが、冷間で塑性加工を施すことにより硬化させることができる。ねじ部品の約80%がオーステナイト系で作られるぐらい主流な系統である。
溶体化処理(1100℃程度まで加熱後急冷する)により延性、耐食性をよくする。
一般的には非磁性素材だが、冷間加工後に多少の磁性を示すことがある。
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