オーウェン・レーシング・オーガニゼーション
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「BRM・P126」の記事における「オーウェン・レーシング・オーガニゼーション」の解説
オーウェン・レーシング・オーガニゼーションはペドロ・ロドリゲスを起用した。開幕戦南アフリカグランプリでは予選を10位で通過し、決勝では燃料システムトラブルでリタイアした。ロドリゲスはその後P133、P138を使用したが、チームはリチャード・アトウッドを起用し6戦でP126を走らせた。モナコグランプリでアトウッドは予選を6位で通過、決勝は2位に入賞した。ベルギーグランプリでは予選18位、決勝はオイルパイプの破損でリタイアした。オランダグランプリでは予選15位、決勝は7位になる。フランスグランプリでは予選12位、決勝7位となる。イギリスグランプリでは予選15位、決勝はラジエター破損でリタイアとなった。ドイツグランプリでは予選20位、決勝14位となった。イタリアグランプリではアトウッドに代わってボビー・アンサーが起用された。アンサーは予選序盤でファストタイムを記録した。彼はアメリカに帰国しインディアナ・ステート・フェアーで開催されるフージー・ハンドレッドに出場してから翌日ミラノに戻ってグランプリに参戦するつもりであった。グランプリのオーガナイザーは、グランプリの始まりから24時間以内に別のイベントに出場することを禁じるルールから、アメリカに帰国してレースをした場合グランプリへの参加を禁じると発表した。そのためアンサーはアメリカに帰国し、グランプリには出場しなかった。その後オーウェン・レーシング・オーガニゼーションはP133の開発に注力した。
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