オロンテス川の流域とは? わかりやすく解説

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オロンテス川の流域

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/08/28 01:10 UTC 版)

オロンテス川」の記事における「オロンテス川の流域」の解説

オロンテス川レバノン山脈アンチレバノン山脈の間にある谷間ベッカー高原東側にあるラブウェ (Labweh) の泉に発する。泉の近くには南へ流れリタニ川水源の泉もある。オロンテス川北へ地中海岸と並行して落差600mの岩の多い渓谷流れシリアに入る。渓谷出たところがホムス西郊ダム湖ホムス湖である。ホムスダム現存する世界最古ダムとされ、紀元前1300年頃に建設されたと推定されており、修繕重ねて現在に至っている。川の西の山上には十字軍要塞クラック・デ・シュヴァリエ建っている。 ホムスから先は、谷間大きく広がりハマー付近穀倉地帯に入る。その下流は広い牧草地で、古代都市アパメアラリッサ遺跡がある。オロンテス川中流の広い谷間はジスル・アル=ハディド (Jisr al-Hadid) の岩山終わり、川は大きく西へ曲がりながらトルコ領ハタイ県入りアンタキヤ付近平野流れる。 トルコ領内で、アフリン川 (Afrin) とカラ・ス川 (Kara Su) という二つ大きな支流北から注ぐ。かつてのアンティオキア湖(現在は人工水路ナハル・アル=コウシト 〈Nahr al-Kowsit〉で排水されている)の位置を過ぎ、現代アンタキヤ古代アンティオキア)の町の北を周って南西方向の渓谷入り15kmほどの間に50m下るという急流下って小さな港町サマンダー(Samandağ、古代のセレウキア・ピエリア)の南で地中海注いでいる。

※この「オロンテス川の流域」の解説は、「オロンテス川」の解説の一部です。
「オロンテス川の流域」を含む「オロンテス川」の記事については、「オロンテス川」の概要を参照ください。

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