オリゴデンドログリアとは? わかりやすく解説

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オリゴデンドロサイト

同義/類義語:オリゴデンドログリア, 希(稀)突起膠細胞, 乏突起膠細胞
英訳・(英)同義/類義語:oligodendrocyte, oiigodendroglia

中枢神経系ミエリン形成するグリア細胞

希突起膠細胞

(オリゴデンドログリア から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/11/24 13:54 UTC 版)

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希突起膠細胞(きとっきこうさいぼう、: oligodendrocyte)は、小型で比較的突起の少ない神経膠細胞乏突起膠細胞、オリゴデンドロサイトとも呼ばれる。核は小さく、染色質はヘテロクロマチンに富み塩基性色素によりよく染まる。灰白質で神経細胞体または樹状突起付近に存在する衛星希突起膠細胞と白質で有髄神経線維間で列をなしている束間希突起膠細胞に分類される。中枢神経系内での髄鞘形成および巻きついている神経細胞の維持と栄養補給の機能を有する。

参考文献

  • 日本獣医解剖学会編集 『獣医組織学 改訂第二版』 学窓社 2003年 ISBN 4873621135

関連項目

外部リンク


オリゴデンドログリア

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/28 03:01 UTC 版)

神経病理学」の記事における「オリゴデンドログリア」の解説

アストロサイトより小さくクロマチンに富む濃染した有し細胞質はわずかである。アストロサイト比較する突起少ない。神経線維束に併走するように数珠状に配列するものを束間オリゴデンドログリアという。神経細胞周囲取り巻衛星細胞多くはオリゴデンドログリアである。突起先端部が帯状になり髄鞘形成する。オリゴデンドログリアは1つ細胞から多数髄鞘節が形成される(1細胞髄鞘節)。末梢神経シュワン細胞では1つ細胞から1つ髄鞘節が形成されるのと対照的である。細胞質には粗面小胞体リボソームミトコンドリア富んでいる。

※この「オリゴデンドログリア」の解説は、「神経病理学」の解説の一部です。
「オリゴデンドログリア」を含む「神経病理学」の記事については、「神経病理学」の概要を参照ください。

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